無事に生まれてきたはずなのに、生まれてすぐに何の説明もなく連れて行かれた三男。
総合病院での出産だったので、すぐに小児科の先生に診察をしてもらえました。
その結果、『新生児一過性多呼吸』と初めて聞く病名でした…。
3人目にして初めて『子供の安否』が気になった、当時の不安な気持ちとともに三男の出産を記録に残しておきます。
↓前回の記事
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【新生児一過性多呼吸】三男の陣痛から出産までを振り返り!
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今回は進み方が違う?
長男、次男ともに分娩台に移動して2~3回イキんで、分娩台の上で10分もかからずに出産だったので、今回も同じぐらいで生まれるだろうと思っていました。
今回は、総合病院で子どもも立ち合いOKなところだったので、5歳の長男、3歳の次男にも立ち会ってもらい、頭の方から『ママ頑張れ』と応援されての出産でした。
ですが、今回は分娩台の上で陣痛がくるたびにイキんでも30分近く生まれず、会陰も裂け、頭も途中で引っかかってしまい、臍の緒も1周首に巻いた状態で生まれました。
生まれた直後に1回だけか細い声で泣き、そのあとも大きな声で泣くことはなく、小さい声で数回しか泣かなかったので心配になっていました。
いま泣いた?って感じだったよ…。
周りの様子がおかしい…
先生や助産師さんもバタバタし始め長男、次男の時とは違うかったので、不安になっていました。
産科の先生が小児科の先生を呼んでという言葉を聞いた時に、三男に何が起こっているのかとても不安になりました。
その後、小児科の先生が到着するまでに希望していたバースプランの『私と長男、次男、三男で写真を撮らせてもらい』小児科の先生が到着すると三男は診察の為に連れて行かれました。
この間5分ぐらいでしたが、説明もされないまま連れて行かれたので不安しかありませんでした。
顔色の悪い三男と私、長男次男の写真は今ではいい思い出!
処置をされながら軽く説明をされた
会陰が裂けたので縫合をされながら三男のことについて教えてもらいました。
元気に生まれたけど大きな声で泣かなかったからちょっと酸素が足りてないみたいと言われましたが、3人目にして初めてのことだったのでよくわかりませんでした…。
小児科の先生の診察が終わったらまた詳しいことを教えてくれるからちょっと待っててねといわれましたが、点滴をしながら待っている間不安でしかたありませんでした。
どこが悪いのか何かの病気なのか、マイナスなことしか頭に浮かばず、元気に生んであげれなくてごめんねという思いしかありませんでした。
三男に何が起こっていたのか
その後小児科の先生が部屋に来てくれ、病名を告げられました。
新生児一過性多呼吸
初めて聞く病名だったのですが、小児科の先生がわかりやすく説明してくれました。
ママのお腹の中にいるときは、赤ちゃんの肺には肺胞液という液体が詰まっている。
出産後に赤ちゃんが呼吸を始めると、肺胞液が吸収されて呼吸が整う。
肺の中に水分が残っているために呼吸が苦しくなる病気で、「一過性多呼吸」1/100の確率で起きるもので一過性というだけあって数日で回復することがほとんどだそうです。
肺の中に残っている水分は2~3日で自然に吸収されるので呼吸が苦しい期間を酸素濃度をあげた保育器の中で酸素投与をしながら治療するものでした。
やっと『新生児一過性多呼吸』だった三男に会えた!
出産後私の出血も多かったので三男に会えないまま、翌日のお昼に保育器に入った三男に会うことができました。
顔色も良くなってて安心したのを覚えてる!
症状が軽かったようで今は酸素を切って様子をみているけど早ければ明日から同室できるよといわれ安心しました。
その日の夜、小児科の先生から許可が下りたから今日から同室にするねといわれ、三男の育児が始まりました。
母子同室だったので、面会に来れば旦那も三男を抱っこできたのですが、今回はコロナウイルスの影響で立ち合いはできたのですが、面会は出来ず退院の日にやっと旦那は抱っこできました。
今回は私の出血も多く、三男のこともあったので5日間の入院でした。
長男、次男は個人病院での出産、三男の出産は総合病院で出産でしたが、今回は総合病院だったので小児科の先生もすぐに駆けつけてくれ、治療できたので総合病院で出産してよかったです。
ここで出産の記録は終わりですが、次回請求に驚く((+_+))のお話をしたいと思います。
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