5歳・3歳・0歳の子育てをしていますが、長男出産前は不安なことばかりでした。初めての出産・育児は自分にもできるのか、いろいろ検索しては不安になっていました。妊娠期間もたいへんですが、出産がゴールではなく育児・ママのスタートです。私が里帰りせずに実際に乗り越えたお話をしていきますね。
産後の子育ては不安なことばかりなの?
妊娠期間中も不安なことが多かったと思いますが、無事に妊娠期間を終えて
次に不安なのが産後の子育てだと思います。
現在3人の子育て中ですが産後は毎回不安なことばかりです。
今回は、産後の子育てが不安について体験談を入れつつお話します。
産後の子育てが不安な理由は?
①体調が万全ではないため
産後の体の状態を産褥期といいます。
妊娠や分娩によって変化した体(特に子宮)が妊娠前の状態に戻る期間のことで
通常6~8週間ほどかかるといわれています。
妊娠で大きくなった子宮は少しづつ小さくなり、約6週間で元に戻りますが、
この期間に悪露という分泌物がでたり、赤ちゃんに母乳をあげるために乳房が張ったりと様々な痛みを感じます。
産褥期をどう過ごすかによってお母さんの体の回復スピードが変わります。
【私は里帰りせず、3人とも自宅で家事・育児をこなしていたので、1か月以上悪露が止まりませんでした…。】
この時期は体調も万全ではないのに、2~3時間おきの授乳や、おむつ替えなど
赤ちゃんのお世話はたくさんあります。
無理はしないで赤ちゃんのお世話と休息をとる時間を優先しましょう。
②産後うつ
産後数週間~数か月、無事に赤ちゃんが生まれ毎日生活が楽しいはずなのに
わけもなく涙がでることがあります。
これは、出産で胎盤が母体の外に出ると、妊娠中に多く分泌されていた
ホルモンが急激に減り、母乳ホルモンが分泌されるなど体内環境が劇的に
変化するからです。
特に初めての赤ちゃんを迎えると抱っこするにも気を遣うほど
フニャフニャした新生児を見ると「これから病気などをしないで私が無事に
育てられるのか」という気持ちになるお母さんは少なくないようです。
「育児にが持てない」「育児をする気力がない」等、不安な気持ちになったり
食欲不振、不眠になることもあります。
このようになった場合はご家族に相談して休息をとることも必要です。
③なぜ赤ちゃんが泣いているかわからない
赤ちゃんはお腹が空いた、不快なことがあると泣いて知らせてくれますが、
特に初めての育児の場合なぜ泣いているのかわかないことがあると思います。
赤ちゃんはお腹が空いた、おむつが濡れたの他にも、部屋が暑い、寒い
抱っこしてほしい、眠いなど様々な理由で泣きます。
私自身も初めての育児の時はなぜ泣いているかわからずに
授乳したりおむつを替えたり、抱っこしたりといろいろ試していました。
1ヶ月ほどすると泣き方でお腹が空いたんだななどわかるようになり、
不安も少しづつなくなっていきました。
④母乳の不安
赤ちゃんが指を吸って頻繁に泣くと、母乳の量が足りていないのか不安になると思います。
私自身も母乳の出がわからなくて助産師さんに相談したことがありますが、
そんなときは搾乳してみて母乳の量を調べるようにゆわれました。
母乳は吸われることでたくさん分泌されるようになるから
産後すぐは赤ちゃんが欲しがるだけ頻回に授乳しなさいともいわれました。
それでも足りないときは、ミルクを足すことも必要です。
今のミルクは母乳に近い成分で作られているので安心してあげられます。
私自身も長男、次男、三男ともに3か月頃からミルクを足していましたが、
すくすく成長しているので母乳だけでなく混合でも大丈夫ですよ。
赤ちゃんと一緒に成長していくのがママ!!
※「最初から完璧な母親はいない」
上の言葉は私自身が助産師さんにいわれて忘れられない
今でも当時を思い出す言葉です。
特に1人目の場合、授乳の不安、おむつ替えの不安などフニャフニャの新生児を
見ると私はちゃんと育てられるのかと不安になることも多いと思います。
ですが、赤ちゃんが生まれた日から母親もスタートします。
最初から完璧にできる母親はいません。
赤ちゃんが1歳になれば、ママも1歳になります。
毎日のお世話を通して赤ちゃんと一緒に成長していくものです。
始めは毎日のお世話に一生懸命で可愛いと思う暇もないかもしれませんが
目の前で泣いている赤ちゃんが時間をかけて母親にしてくれます。
私も日々家事・育児に追われていますが、まだママ5年目です。下の子に手がかかり、お兄ちゃん達には我慢も沢山させてしまっています。
子育てに正解はありません。育児書通りに育児が進むこともほとんどありません。しかし、私は家事をたまにさぼりながら毎日子供と沢山笑って過ごしています。
家事は休んでも大丈夫!!家事を休んだ分子供と向き合えばいいと思いながら私は毎日頑張っています(*´▽`*)
産後の家事は手抜きでOK
赤ちゃんのお世話をするのにもお母さんの体が回復していないとできません。
旦那様の為に早く普通の生活に戻りたいと無理をしてしまうと
後々自分の体に跳ね返ってきます。
産後は赤ちゃんのお世話を優先して、手抜き家事でも問題ありません。
・食事
まずは、短時間でできる汁物やおかずから始めましょう。
現在は、ネットスーパーや宅配弁当など自宅まで届けてくれるサービスがあります。
宅配弁当やコンビニ弁当でも栄養バランスが良く作られているものも多いので
産後少しの間だけと割り切って使用しましょう。
・掃除
掃除機をかけたり、フローリングワイパーなど気になったときに
さっと掃除をしてしまいましょう。
水回りは旦那様がお休みの日にしてもらいましょう。
・洗濯
濡れた洗濯物は重たいので産褥期には控えましょう。
冷たい洗濯物を触り、干すこともできるなら控えた方がいいです。
畳む作業は座ってでもできるので少しづつ始めましょう。
電気代は気になりますが乾燥機付きの洗濯機なら1人でもできそうですね。
赤ちゃんと一緒に成長していくもの
産後は育児に関して不安なことがたくさんあります。
ホルモンバランスの影響もありますが、出産後の体のダメージもあり
精神的に不安定になります。
赤ちゃんをしっかり育てられるか不安になることもありますが、
最初から完璧な母親はいません。
毎日のお世話を通して赤ちゃんと一緒に成長していきましょう。